
千葉県南房総市にある幻想的なスポット原岡海岸。海に伸びる木製の桟橋と、夕景を撮りに行ってきた。
2017/09/06
追記 2017.03.11
日中に原岡海岸を訪れてきました。
駐車場に向かう道の狭さや、日中の原岡海岸の雰囲気を追記しております。
千葉県南房総市にある原岡海岸に行ってきました。【はらおかかいがん】と読みます。
千葉の自然な景色が熱い!と言わんばかりに、最近ではメディアでもよく見るようになりました。ロケ撮影をしていたり、インスタで紹介されたりと、「千葉」の秘境スポットが有名になりつつあります。
ここは千葉の館山方面に位置し、海岸は東京湾に面しています。天候に恵まれれば、富士山も見えるそうです。また、時期が合えばダイヤモンド富士も撮影できるそうです。
もくじ
場所
原岡海岸:千葉県南房総市富浦町原岡
ナビの設定は、「原岡海岸キャンプ場」でたどり着くことができます。
私は、iPhoneのグーグルマップで無事につくことができました。
アクセス
【電車】
JR内房線の「富浦駅」より1kmです。徒歩10分くらいで行けます。
【自動車】
整備はされていないように見えましたが、クルマを止められます。
写真は、原岡海岸へ続く道です車がすれ違うことは困難で、対向車が来たらと思うと焦りました。
一点注意!道路「内房なぎさライン」から海岸へ抜ける道は非常に狭いです!本当に狭いです!スズキのスイフト(普通車)で行きましたが、運転慣れしてる方でないと怖いと思います。
駐車場に大き車(ワゴン車など)も止まっていたので、入れるは入れると思いますが。。。
この日は天気が良く、富士山も見えました。
原岡海岸の駐車場
この桟橋のすぐ近くに駐車場があります。あとで写真紹介しますが、砂地になっているのでタイヤがはまらないように注意が必要です。
原岡海岸のライブカメラについて
以下のページで原岡海岸のライブカメラを見ることができます。写真撮影の方にとってはこういう情報があると助かりますね。
必要な方は、ライブカメラを参考にしてみてください。
http://www.mboso-etoko.jp/camera/camera_np.asp?cno=11
原岡海岸 写真紹介
今回も写真多めでお送りいたします。
構図にあまり変わりがありませんが、夕焼けから2時間くらい撮影していたので、空模様の変化をお楽しみいただけたらと思います。
日中
平日に行ったということもあったせいか、観光客は少なめでした。
天気は良く、対岸には富士山が見えました。
後に夜の撮影を載せていますが、夜間撮影時は潮が満ちており、また違った雰囲気でした。
桟橋の幅は約150cm、小さい子と行く時は落ちないように注意してください。
全国でも数少なく珍しい木製の桟橋となっています。テレビCMやロケの舞台にもなっているそうです。
ここは知る人ぞ知るスポットとなっています。
最近ではテレビで紹介され、注目を浴びています。
普段は釣り人や、近所での散歩される方で賑わっていたそうですが、最近では観光客が多いそうです。
大通りからも離れているので、海の音だけに包み込まれます。静かに波の音だけ聞いている時間も素敵です。
駐車スペースは砂場、タイヤがはまって身動きが取れなくならないか心配でした^^;
以上が日中の原岡海岸の雰囲気でした。
個人的にはこの後に写真を載せる、夜の方が好きでした。
夕日
夕日写真を撮影したのは、夏7月末でした。
夕日〜マジックアワーは色が大きく変化し、より幻想的な写真を撮ることができました。
この日の日の入り時刻は18:56。海岸に到着したのは18:43。焦りながらシャッターを切りました。車で1時間以上かけてきたのに、出直すのは辛いと感じました。笑
この写真がいいかはわかりませんが、桟橋と夕日は幻想的でした。桟橋のライトアップはまだなようです。
夏は雲の高さがいろいろなので、赤く焼ける雲、まだ空高くにある青い雲、低い位置で暗い雲。たくさんの色があって楽しいです。
上の写真から分かるように、街灯はまだ点灯していません。
日没後
【マジックアワー】とは、日が沈んでからの数十分のことを言います。30分後は結構青が強い印象です。
この写真は日の入り15分後くらいです。向こう雲は夕焼けた太陽写っているのか、燃えるような赤です。この季節の空はとてつもなく不思議な色をしています。
と、見入っていたら電気が付いていました^^
木製の部分は、30メートルくらいの長さでした。その先はコンクリートです。
なんとも驚いたのが、波が下から打ち上げてくることです。木と木の間から波が上がってきて、少し足元を濡らしてしまいました。隙間は5センチくらいあるのでものを落とさないように注意してくださいね。
曇りかぁ
とついた時は思いましたが、こんな雲の不思議な感じが見れたのもまたいいのかなと思いました。
ちょと写真の雰囲気を変えたいなと思って、HDRしてみました。
波の打つ感じを暗く怪しく、空も何か出てきそうな、、、そんな雰囲気に写真編集してみました。
そして、まだまだ表現の方法を勉強中ですが、モノクロもやってみました。
少し、編集の話を。
上の写真をモノクロ化しました。が、単に白黒にするだけでは、うーん普通…?
もっと、怪しく、怖い、感じにしてみたく色々情報をいじってみました。
- ホワイトバランス
- 彩度
- ハイライト、シャドーのレベル変更
- 明瞭度を上げてエッジを出して
- …etc
なんて感じで、あれこれ、わからないなりに何かやってみました。写真の表現には正解がないので、自分の好きな写真を目指してこれからも勉強したいなあ。と思います。
時間の経過による、夕景の色の変化は楽しいです。1分経過するだけで空の色が違うので、写真をとりあえずたくさん撮っていました。夕景はいつもせかせかしてます。
長秒でとることで、波をフラットに抑え、「静かで幻想的な景色」を目指してみました。
お気に入りです。
星空
く、悔しいですが、星を撮るには邪魔な雲!少ししか写せませんでした。しかも橋はちょっとだけしか写せなくて残念。。。
不思議な多色な空模様から、夜の表情へ。流れる雲もまた好きです。
もう、超こわくて、ここから先はいけませんでした。
だれ一人もいない「闇へ伸びる橋」のようで、本当に恐ろしかったです。手すりも何もないので、そのまま海に落ちちゃいます。
近隣情報
□千葉県の城崎海岸、夏には海水浴場として多くの人で賑わいます
□千葉県の濃溝の滝、まるでジブリの世界と話題になりました
使用カメラ ・レンズ
□Nikon D810
□AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
最後に
千葉県南房総市の原岡海岸はいかがでしたでしょうか。
コンクリートの桟橋、堤防は見ますが、木製の作りが非常に古風で魅力的だと思います。
19時頃には写真を撮っている方が、私を含めて3名いました。
20時を過ぎると誰もいなくなりました。夜は人が少ないため、じっくり写真が撮れそうです。
お近くに立ち寄った際には、一目見てもいいと思います。ただし、暗いので足元には気をつけてください。
本記事、最後までお読みいただきありがとうございます。