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本棚(Book Shelf)自作してみた。初めてのDIYにしてはオシャレにできたのではないかな。

屋根裏物入れ的なスペースがあり、そこに収納が欲しくなりました。
ふと、カインズ(ホームセンター)の木材販売コーナーに行ってみたら、木材カットをしてくれるし、工具も貸してくれるというサービスをやっていました。
これなら作れそう!と思いいたり本棚を自作してみました。

人生初の大物家具DIY(Do It Yourself)、楽しみながら作ることができました。
以下紹介します。

初のDIY、とりあえず設計図を書いてみた

設計図的なものを書いてみました。熟練者は頭の中で全てを想像できるかもしれませんが、初心者の私はとりあえず紙に書いてみました。

1/15スケールくらいでなんか適当に定規とシャーペンで描いてみました。
長さ 2570mm
高さ1100mm
奥行き356mm
で作ろうと思います。

公差±0という絶対に不具合が出る設計ですが、まあなんとかなるだろうということでやってみました。

■耐震性はよくわかりません。おそらく横揺れに弱い設計です。
 →しかし設置場所が壁と壁にピタリとつける予定なので、まあ良いんじゃないでしょうか。
■棚の板も薄めで設計しているので、いつかはたわんでしまうことが想定されます。
 →まあ、おかしくなったら直せばいいかということでいいんじゃないでしょうか。

設計の段階で既に欠点が多そうですが、まあやってみないとわからないのでやってみます。
不思議と、物作りはポジティブになるので楽しいです。

完成予想図(適当…)
カットする寸法を割り出す

今回は多くの木材を1×4(ワンバイフォー)というものを使用しました。ワンバイフォーとは、厚さが19mmで幅が4インチ(89mm)です。
天板はこれを4枚並べているので、4インチ×4枚=356mmとなっています。
ワンバイフォーを採用した理由は一つ、安いから!

後に材料それぞれの値段が出てきますが、トータルでもかなり安く作ることができました。材料費、材料カット費用で8,000円とちょっとでした。

約3メートルの本棚なんて買おうと思ったら数万するはずですよね。
まあ、材料もそれなりのものなんで、安く抑えられています。

カインズで木材の調達

木更津アウトレットの隣にあるカインズへ木材の調達へ行きました。買ったのは以下のとおりです。

SPF 1×4 12F (19 × 89 × 3560mm)

この板で以下を構成します。
・天板 4本(2570mmを4本)
・底板 4本(2150mmを4本)
・柱 14本(1062mmを10本、1081mmを4本)
長さをうまく計算して端材が少なくなるように購入しました。11本くらい買った気がします。

JASファルカタ合板 3×6 12mm F4

この板で以下を構成します。
・棚板8枚
一枚のみの購入にしたかったので、設計図のとおりの奥行きにはなりませんでした。
356mm必要でしたが、300mmになってしまいました。まあ本を入れれば見えないからいいかなということで。

棚板を一枚購入

赤松KD 野縁 6本束 (30×40×1950mm)

この板で以下を構成します。
・底板の下のゲタ 8枚

設計したときには書いていませんでしたが、なんとなく通気性をよくしようかなと思い、下駄を入れることにしました。

床から浮かすための棒

カインズの店員さんによる木材カット

ワンカット50円でカットをお願いできます。必要な寸法をあらかじめメモしておくことで、スムーズにお願いができます。
ミリ単位でお願いできました。

カインズの店員さんにサイズを伝えてカットしてもらいます
ワンカット50円

13回カットしてもらったので、650円カット費用がかかりました。安い早い。

カット完了

組み立て

自宅に材料を持ち帰り、組み立てします。
またカインズでインパクトドライバーをかりました。1泊2日で300円でした。買うより安い!!

あらかじめ組む順番を考えてはいましたが、実際目の前にするとデカすぎて想像通りに組めない、、、ということに気がつきました。
底板から作っていきました。

組む順番を検討中

ひっくり返した底床に下駄を配置していこうとしている写真です↑。
これで底板4枚を固定できます。
その後、柱を組んで行きました。

ワンポイント
必ず板と板をくっつけるときに、予備穴を開けた方がいいです。
1 位置決め
2 ドリルで穴あけ
3 ネジで固定
をひたすら繰り返す感じです。
穴を先に開けることで、ネジを打ち込んだときに木が割れてしまうことを防げます。穴あけをしないで打つと木が割れてしまう原因になります。

柱と柱の間に板を通しますが、この板を固定する際にワンバイフォーに釘を打つのは少し不安だったので、写真のように30×40の板を打ちつけ、そこに板を渡す構成にしました。

柱に30×40を打ち付けた様子

以上で外での作業は完了し、あとは部屋に持っていって組みました。

1 底板配置
2 柱と柱の間に棚板打ちつけ
3 2を底板の上に配置
4 天板取り付け
で完成です。
そんなに難しいことはしていません笑

唯一大変だったのが、ネジとネジが交差するような構成にしてしまったので、
接触しないように組むのが大変でした。次はもう少し組む順番を考えながら設計しなくてはと思いました。

壁面収納完成

いきなり完成形ですみません

いきなり完成形ですみません。でも、ただ底板に乗せていっただけなんです。
最後に底板と柱をL字型のステンレスで数カ所固定しました。

左から
コミック用の棚 2列、参考書など大きい本入れるよう 1列、卒アルなどの大きいもの用 1列、その他+ストーブ
となっています。

ストーブの納まり具合good

ここにストーブを入れようと想定していました。想定通りストーブを収めることができました。ちょうど良すぎて気持ち良いです!

本を入れていく様子

少年漫画がたくさんあります。これを収納していきます。上の写真の右側のアイテムがすごいんです。段ボールみたいなやつですが、手前の本と奥の本に段差をつけられる優れものなんです。

段付き収納アイテム
このアイテムは優秀で、奥に何が入っているかひと目でわかります

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コミックは奥から3列収納可能

奥から3列ぶん収納ができました。かなり大容量の壁面収納になりました。

小説など

最後に

大型家具の自作について紹介させていただきました。
全く同じ寸法で作成される方はいらっしゃらないとは思いますので、構成だけ参考にしていただけたらと思います。

このサイズの本棚を買おうとしていましたが、買うとなると軽く10万近くしてしまうようでした。
それが1万円以下でできたので非常に満足度が高いです。

なんとなくの気持ちでやってみたらできたので、
今後家具を”買う”ではなく、”作る”という新たな選択肢を広げることができた気がします。

また、今回お世話になったカインズには様々な種類の木材が用意されています。
いろいろな発想を持って、みなさまの個性のある家具作りを行ってみてはいかがでしょうか。

ご質問あればなんなりとどうぞ。もし手助けできることがあればお答えします。と言っても店員さんに聞いた方がいいかもしれませんが笑

本記事、最後までお読みいただきありがとうございます。

  • B!

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