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益子焼のお店「もえぎ」で北條潤さんの作品に衝撃的な出会い。美しい形状に多くの想いが込められていた

初めて陶器を取り扱うお店にいってきました。
栃木県の益子町には多くの陶器を扱うお店が並んでいました。益子焼のお店構えは様々で、散策していてとても楽しむことができました。

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益子焼について

益子焼は栃木県芳賀郡益子町周辺を産地とする陶器です。この地域の土から作られる益子焼は、日本でも有名な焼き物です。
年に二回、「益子大陶器市」が開催されます(5月と11月)。お店の方に伺ったところ、この時期には道が大渋滞するほど多くのかたが足を運ぶそうですよ。

この街の観光客は、若いカップルから、ご夫婦、家族連れなど多くの年齢層で賑わっていました。
また海外からのお客様も多くみられました。世界的にも有名なようです。

今回、お店「もえぎ」さんの中で個展を開かれていた 北條潤さん に大変お世話になりました。
後に北條さんの作品を紹介したいと思います。

もえぎ 城内坂店 の情報

今回お伺いしたのは、もえぎ城内坂店さんです。

(北條潤さんはこちらのお店の中で、個展を開かれておりました。)

益子町には多くの陶器屋さんがありましたが、こちらの店舗は内装、展示の方法が非常に落ち着いた空間でした。作品が見やすく、まるで美術館に来ているような感覚さえ覚えました。

もえぎ お店の場所

もえぎ城内坂店は宇都宮駅から車で40分くらいで行くことができます。

住所:栃木県芳賀郡益子町城内坂150
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もえぎ 営業時間

営業時間 : 10時から18時
金曜日不定休

北條潤さんの作品

個展で出展されていた北條さんの作品について紹介いたします。
北條さんの作品を見た瞬間、「美しい形!」と思わず声に出してしまいました。

訪れた日には、北條さんご本人がいらっしゃいました。作家さんにお会いできるなんて人生初!たくさんお話ししてしまい気分が勝手に高まってしまいました笑
お話をさせていただくうちに、写真撮影OKをいただきましたので様々な角度から撮らせていただきました。

作品を紹介させていただきます。

北條潤さんの作品

数え切れないほど多くある陶器作品の中で、北條さんの作品は直線、曲線が非常に美しいように思いました。
焼き物として難しいとされる、平面が非常に美しかったです。

お皿

まず、私が一目惚れしてしまったお皿はこちらです。

平らなお皿

平が美しくて…
すぐに購入を決意しました。色も非常に良く、とても気に入っています^^

こちらのお皿の色は紺、白、茶の三種類ありました。

色違いのお皿は白と、茶色があります

白色もいい雰囲気でした。
さらにサイズ違いも取り揃えております。

大きさ違いも数多く取り揃えている
茶色はこのような感じ、こちらもいい色です
重ねても美しいお皿のかたち
小さいサイズのお皿も
多角形の平皿もありました

十角形のお皿もありました。おしゃれです。こんなお皿でお料理を提供されるお店があったら感動しちゃいます。

長方形の平皿もありました

この形、ほんとかっこいい。。


平皿の上に直接盛り付けてもいいし、平皿の上に小皿を置いて盛り付けてもいいそうです。
上で紹介したお皿はフチなしのものです。デザインが特徴的です。

次のお皿はフチがあるものになります。

フチがあるお皿も用意がある

周辺が丸型と、八角形の二種類の作品がありました。

このお皿で栃木で有名な餃子を食べたい…
大きいフチありのお皿もあります

陶器でお皿以外の作品も作成されていました。コップもありましたがそれ以外には鏡、ライト、小物入れ、一輪挿しなど様々な作品も並べられていました。

一輪挿し、角形

塗り壁と、木のアンティーク家具によく合う作品だと思いました。

一輪挿し、丸型
様々な形の作品が並ぶ

小物入れ、小物置き場

小物入れと、ちょっとした台

中央三つが小物入れ、外側二つが小物置き場のようになっています。横から見ると下のような感じ。

輪っかで収納の場所を区切る

輪っか状の置物で、周辺と境を作り小物入れとして使用することも可能です。
車や家の鍵を入れたり、アクセサリーを入れたりと使用方法は様々です。

こちらは、ドーナッツ状の焼き物。そのまま置いても良いし、二個重ねてみても良いですね。

そのほかにも色々な形がありました。見てるだけでも楽しかったですよ^^

時計

お次は時計です。とても可愛らしい作品でした。

時計もおしゃれに

こちらの時計は掌サイズの時計になっています。立てかけて展示されておりました。シンプルですが、よく見ると非常に手がこんでおりました。
もう少し大きいものもありました。こちらは、数字入りになっています。

文字が浮き出ている時計

文字が美しく浮き立っています。こちらは壁にかけておりました。
和洋どちらのお部屋でもマッチするデザインですね。

鏡の周囲を焼き物で覆った作品になっています。鏡まで陶器を使っているとは驚きました。

鏡、グレー
鏡、白色

石鹸置き

水捌けを考慮された石鹸置きのデザインは、シンプルな洗面台にそっと起きたい、そう思わせるような作りでした。

石鹸置き

ライト

個人的にこちらの作品はとても感動しました。
こちらのライトは構造上、平面精度が必要とされるそうです。

ランプを構成する全ての陶器に平面がないと、ランプの形状が歪んでしまいます。
北條さんの几帳面かつ丁寧なお気持ちが作り上げた素晴らしい作品だと思いました。

美しいライト

しかも、焼き物は焼く前と後でかなり形状が縮むそうです(知らなかった)。

形状が変わってしまうことをしっかり想定し、焼く前に支柱用の穴あけなどを行うそうです。
焼き物の部分が平らでないと。上段に行くにつれて構造が斜めになってしまうため、精度がかなり高い製品だなと、とても感動しました。

光の影も美しいです。

壁に写る光のラインも美しい
形違いもありました

北條潤さんについて

お店で初めてお会いしたにもかかわらず、気さくにお話ししてくださいました。
お話しさせていくうちに優しい人柄に惹かれ、だんだんとファンになってしまう、そんな作家さんです。
また、奥様ともたくさんお話をさせていただきました。女性ならではの視点で旦那様の作品の良いところを熱く語る表情には、優しさと強い愛情を感じました。

ご夫婦で素敵な作品を生み出されており尊敬します。お二人のような素敵方との出会いに感謝です。
今後も活躍されることを祈り、これからも応援させていただきます。

北條さんのインスタグラムは以下になります。
https://www.instagram.com/hojo_jun/

ホームページは以下になります。
https://hojopottery.jimdofree.com/

気になった方はぜひご覧になってみてください。

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最後に

益子焼といえば誰もが聞いたことがあるかもしれません。
「益子焼」は聞いたことはあったものの、実際に手にとって見たのは初めてでした。
また幸運なことに作家さんにお会いすることもでき、作品に対する思いや感情をお伺いすることができました。

今後、陶器を見る目は「綺麗なデザインだなー」だけではなく、作家さんの思いなども想像しながら見ることができそうです。

非常に有意義な益子町の散策でした。
皆様もぜひ、日本の誇る益子焼を手にとってご覧ください。

本記事、最後までお読みいただきありがとうございます。

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  • B!

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