今年、初めてアート花火に挑戦しました。
露光間フォーカスというものです。その撮影方法の名の通り、撮影中にフォーカスをクイっと回転させます。
花火大会の撮影といえば、三脚、カメラ、レリーズケーブル、場合によってはバルブ撮影目隠し用のうちわなどいろいろ使いますが、
今回は三脚とカメラのみで挑戦してみました。
標準的な花火の撮影方法は以前当サイトで紹介しています。こちらをご覧いただけたらと思います。 夏に写真を撮りたい物といえばなんでしょう。そうです花火大会です! 見ていると楽しい花火大会。デートでいい雰囲気に、友人と夏の思い出作り、家族で楽しいひと時。 しかし、あなたは見ているだけではなく、一度 ... 続きを見る
今年の夏は一眼レフで花火を綺麗に撮りたい!設定は難しくない!カメラの設定、撮り方を紹介します。
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設定説明の前に作例を紹介
この写真は、シャッタースピード1/1.3秒中に最短焦点距離→無限に向かってフォーカスリングを回しています。
シャッタースピードは花火の開く速度に合わせています。発破の瞬間から、花が開くまでの時間はいろいろありますので、設定は何度か撮影してからたどり着いた感じです。
二枚目の写真は一枚目とは異なり、ピントをぼかしていく方向に回しています。
中心が細く、外に開くうちにふわっとぼかしてみました。
撮影方法
これはピントを素早く操作できる一眼レフだからこそできる撮影方法ということです。
パターン1 外側に向かって尖る
1.ピントを手前に起き、ボケた状態で待機
2.花火を目で追いかける
3.爆破に合わせてレリーズを切る と同時にピントを無限に合わせる
※注意
・ピントリングは素早く回します。
・ピントが合った状態を過ぎると、またボケてしまいます。ピントリングを回しすぎないように注意が必要です。花火の中心のほうはピントがずれているためぼやけて写っているが、周囲の先端のほうはピントが合っているため細く写るということです。
パターン2 外側に向かってぼける
1.ピントを手前に起き、ピントを合わせた状態で待機
2.花火を目で追いかける
3.爆破に合わせてレリーズを切る と同時にピントをぼかしていく
・ピントが合った状態からスタートするので、こちらの方が撮りやすかったです。
作例紹介
ボケることで、色味も複雑に混ざり合い綺麗な写りになります。
「露光間フォーカス」適宜使ってみるのも面白いかもしれません。
ピントリングの動きをゆっくりにすると、モコモコとした花のような写真になりました。
中心から外に向かって、赤→青→緑に変化しています。
小さく開く花火も綺麗に撮れます。
今回の花火撮影は、nikon 70-200mmを使用してみました。
望遠でグンと寄るのもいいかもしれません。
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200mmで短秒撮影
花火の写真を撮る方は設定が様々あるかと思います。
以外と綺麗なんです短秒撮影。
その前に長秒撮影はどんな感じか
長秒撮影をすると、花火の線がくっきり綺麗に残ります。
以前にも記事を書きましたが、長秒で撮影するとこんな感じになります。インスタグラムとかでもよく見ますね。
これはこれでとても綺麗です。
短秒の写真で花火の勢いを伝える
・おもいっきり寄って、花火のデカさを伝える
・短秒でみんなが見たことのある花火を撮る
というテーマで撮影してみました。
どこで発破するかわからないため、真ん中に捉えるのが難しかったです。
200mmならでは、花火と、人を圧縮効果で近づけて撮影もできました。短秒、手持ち撮影皆さんも試してみてください。
70-200mmつかやすくて良いです。
使用カメラ ・レンズ
□Nikon D610
□Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
最後に
「アート花火」いかがでしたか?いつも通りの撮影に飽きてしまったらこんな撮影もいいのではないでしょうか。色鮮やかで綺麗なものです^^
また、花火と言ったら広角で広さを表現する!という撮り方もありですが、ズームレンズで近くまで寄ってみると、それはそれで迫力が伝わってきます。やったことのない方はこちらも試してみてください。
本記事、最後までお読みいただきありがとうございます。
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